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岡村天満宮(神奈川県横浜市磯子区岡村)

作成日 平成29年9月9日
よみ  おかむらてんまんぐう 地理院地図
参拝日  平成29年2月2日(木)
所在地  横浜市磯子区岡村2-13-1 (北緯35度24分57.51秒 東経139度36分47.28秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP等  神奈川県神社庁 神社詳細 岡村天満宮  神奈川県神社青年会:岡村天満宮
祭神  天照皇大神 ( あまてらすすめおおみかみ )
 市杵島姫ノ命 ( いちきしまひめのみこと )
 菅原道真 ( すがわらみちざね )
由緒  新編武蔵風土記稿(1)には次のやうに載ってゐる。
杉山明神社 (除地一畝五歩村ノ東ノ方ニアリ村内ノ鎮守ナリ本社二間ニ三間村持)
太神宮 (除地十六歩村ノ南山上ニアリ一間ニ八尺村持)
天満宮 (除地一畝十五歩村ノ東南山上ニアリ本社三間ニ二間龍珠院持)

 境内に碑があり、次のやうに記されてゐる。(横書)
岡村天満宮
「岡村の天神さま」として、土地の人々から親しまれてきました岡村天満宮の創立年代は不詳ですが、縁起によると鎌倉時代の建久年間(1190〜1198)に源頼朝の家臣が京都の北野天満宮の分霊をいただいて、この地に社を創建したといいます。明治43年、杉山神社と大神宮を合祀して、杉山天満宮と称するようになりましたが、昭和5年、永らく親しまれてきた町名をとって、岡村天満宮と改称しました。
 大正期には、元町薬師、野毛山不動とともに三大縁日としてにぎわいました。境内には、「撫でれば幹部の苦痛が除かれる。」という石の牛象を始め筆塚、針塚などや、大正の頃ハマッ子に親しまれた大阪役者「市川荒二郎」らの寄進した石灯籠もみられます。
 また、この神社のゆかりの横浜人形「西瓜天神」や絵馬は特色のあるものです。
社団法人 横浜国際観光協会
横浜市教育委員会文化財課
平成2年3月
合祀された杉山神社は、源頼朝縁の七杉山神社の一つといふ。なお、祭神は市杵島姫ノ命で五十猛神を祭神とする杉山神社とば別。
雑記  根岸線磯子駅から北ないし北北西へ1.7kmのところにある。

 多分境内地なのだと思ふが、幼稚園があり子供達の声が聞える。御朱印を頂かうと社務所で呼鈴を押すと、幼稚園の方から小走りに駆けつけてきて下さった。

写真


鳥居の扁額は「天満宮」、柱に「日露戦捷記念」「明治三十九年五月廿五日」とある。


境内社白笹稲荷神社。秦野の白笹稲荷神社の御分霊。

撫で牛は、もう一体(明治四十二年奉納)ある。


脚注
  1.  新編武蔵風土記稿 巻之七十八 岡村の条 (江戸時代後期に編纂された地誌、内務省地理局編纂の活字翻刻本(明17)を引用)


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