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北野神社(栃木県日光市山内)

作成日 平成29年4月29日
よみ  きたの じんじゃ 地理院地図
参拝日  平成28年8月11日(木)
所在地  日光市山内 (北緯36度45分37.82秒 東経139度35分53.93秒)
 地図:地理院地図  いつもNAVI
HP  
祭神   菅原道真公
由緒  二荒山神社の末社。
 立札には次のやうに記されてゐる。
北野神社
 学問の神、菅原道真(天神さま)を祀る。寛文元年(1661)筑紫安楽寺の大鳥居信幽が勧請したものである。祭日は八月二十五日。
鳥居や祠の奥の巨岩に天満宮の梅鉢紋がみられる。
 灯籠の竿部分に次の文が刻まれてゐる。
北野神社は亀戸天神の創建者である大鳥居信幽霊夢により全国に天満宮二十五社を建立する願いを立て、全国を巡礼し寛文元年二月二十五日に此の地に奉祀された由緒ある一社である。
平成十四年御祭神菅原道真公御神忌千百年を記念して、石柵石社殿等修復復元の境内整備事業を実施し、茲に完工にあたり神職一同浄財を募り石灯籠壱対を謹んで奉献す。
  平成十九年八月二十五日
         二荒山神社 宮司 吉田健彦
                  神職一同
・安楽寺は現在の太宰府天満宮
・亀戸天神社のHP[1]には、次のやうに記してゐる。 「九州太宰府天満宮の神官でありました菅原大鳥居信祐公(道真公の末裔・亀戸天神社初代別当)は神のお告げにより、公ゆかりの飛び梅の枝で天神像を刻み」「これを笈に負い、遠祖道真公を奉斎すべき地を諸国に求めて巡歴されたと伝えられております。」
雑記  神橋から北北西に0.9km、本社から北東に0.3km(道程は1.0kmを越える)の所にある。

 本宮神社を参拝後、瀧尾神社をめざした。稲荷川右岸側の道を歩き、途中から瀧尾道に入った。その道程の半分程のところになる。
 北野神社までの間に、仏岩、香車堂、開山堂・勝道上人墓所があった(これらは輪王寺持)。
 香車堂は沢山の将棋の香車の駒が奉納されてゐる。鳥居があり神社様であるが、観音堂(産の宮)で香車堂とも呼ばれるとのこと。駒の裏面には奉納者名と日付が記されてゐる。平成の文字も見える。

写真





仏岩。噴火時の溶岩流部分か?

香車堂。右の建物は開山堂。

勝道上人の墓。

脚注
  1.  平成29年4月26日閲覧 亀戸天神社HP内御祭神・由緒


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